こちらのお客様は、美容師さんの提案で「上にボリュームを出し、横を後に流す」という目的でパーマを当ててもらっていました。
美容室で仕上げてもらった時は「キレイにスタイルが決まってる」んだけど、自宅でお手入れをしても上手くできない。具体的には「上がペチャンコ」で「横が膨れ」て、どうにもならない！
チラシに「毎朝５分で形になるカット」「１回でキレイになる…」って書いてあったので、ご来店いただき、お任せで手入れが楽なスタイルに！というご要望でした。
髪の状態や、パーマの掛かりぐあいを把握するために、シャンプーをして「髪を素の状態にしました。
お手入れができない原因の考察
【1】まず、ゆるいクセがある髪なので「パーマを当てることで」クセが強調されてしまい、逆に手入れがしにくくなっている。
【2】必要のないところ（耳から後の部分）までパーマが当たっているので、髪がハネてしまう。
【3】美容師さんのように上手くブローできないので、ドライヤーでパーマを伸ばすことができず、変な形でパーマが残ってしまい、それが原因で横が膨らんでしまう。
大まかに考えて、このような理由で「横が膨れて手入れが上手くいかない」と思われます。
こんな提案をしました
パーマは要らないと思うのですが、パーマ液を使ってとると髪に負担が掛かるので、特殊カットで「髪の傷み」を回復させながら「パーマがなくなるまで待つ」、もちろん手入れの楽なスタイルに邪魔になる「必要のない髪」を取り除くことを一緒にしていく。
６ヶ月〜８ヶ月で、当たっているパーマがなくなると思うので、特殊カットで切るたびに髪質やおさまり具合が良くなっていく「未来のイメージや展望」と、その後は「かなり手入れが楽」になることをお伝えしました。
「お任せで手入れが楽なスタイルに！」ということでしたので、上記の提案に加え、カラーもしっかり染まる「ケミカル ヘナ」を採用してもらい【襟足は直ぐに気になるので短くして欲しい】というご要望もいれて「髪質改善くせ毛カット」をすることに
お客様の感想
カットとカラーが終わり、ドライヤーで乾かしただけで、スタイルになるのを見て、「ホントに乾かすだけで収まるんですね、楽そう！」と言ってもらいました。
そして、約８ヶ月が過ぎたころの施術中に、突然【パーマを当てなくても本当によくなるんですね。最初は信じられないと思ってたけど、ホンマなんやねぇ〜 凄いと思います。】と仰いました。
こちらが、その時の写真です。１枚目が【来店時】２枚目の写真が【カットカラー後】です。
