髪は、神経細胞の軸索の延長という理論

髪に関する科学は、重要性が高くないためか、進歩していません。また、髪そのものを、研究テーマにする大学の研究室もないでしょう。

そんな状況でも、髪に非常に興味を持つ美容師 (研究者でもある)がいて、興味深い 仮説 を提唱しました。

それが「神経細胞の軸索(神経繊維束)の延長が髪の毛」だというものです。あるいは、髪は頭皮の一部だけではなく、外部環境を感知する神経細胞の役割を担っているというものです。

私たちは、髪の毛に対してそっと触れられたことを「しっかりと認識」します。つまり、髪への刺激を敏感に毛根が感じて、毛根の刺激が脳へ伝達されているとも言えます。

鍼灸と同じように、考えることができるかも知れない

アメリカでは、アメリカ軍主導のもと、鍼灸のエビデンス(データによる立証、証拠)が集められ「有効性がある」と結論が出されています。実際、軍医も積極的に利用しているそうです。

しかしながら、その理由ははっきりわかっていません。

わかっていることは、「皮膚」や「ツボ」に刺激を与えることで、体の調子を整えることができるということです。

つまり、髪は「刺激を強く感じる」場所でもあります。この「髪に刺激を与える」という考えのもと、試行錯誤する中で、美容師である森てるこ 氏は「独自のカット技術」を含むゼネラチオン生体美理容学を生み出しました。

髪に刺激を与えることから、始まる

とはいえ、そんなに特別なことはしていません。

髪に刺激を与えることで、髪が本来持っている状態、調子、元気さを取り戻しているだけだと、私は考えています。

この考えで刺激することによって、

  • 一時的に、乱視がマシになったり
  • 腰痛が、ちょっとマシになったり

することがあります。もちろん、一時的だと思いますし、治療できるとは思いません。しかしながら、疲れ目がちょっとマシになったり、肩凝りや脳疲労がスッキリするような「癒し」の効果や、髪の状態や調子が改善し、元気を取り戻すことが多々あります。

髪にダメージを与えず、髪が喜ぶカット、心地よいと感じるカットをすることを通じて、「癒し」を提供できると感じています。

髪を、本来の状態に戻すということが、意味すること

私が行なっていることは「髪を本来の状態に戻すこと」です。それは親から受け継いだ遺伝子に沿った状態にすることでもあります。

魔法のように、癖や髪の損傷を治せるカットではなく、髪そのものを改善して本来の自然な状態にするだけです。

人によっては「くせの状態」が変化して「くせ毛改善」になることもあれば、傷んだ髪が「髪質改善されてキレイで元気になる」こともあり、人によっては「自然で、艶があり風にゆれる美しい髪」になることもあります。

私たちは「あなたが持ち合わせている 髪本来の状態ポテンシャル」を知ってもらい、それを大切にし、本来の自分に自信を持ってもらいたいと思っています。

そんなことを考えながら、日々、カットしています。

▶ 当サロンの ■髪質改善くせ毛カット■ と ■くせ毛 ダメージ改善 特殊ヘッドスパ■ は、この【考え方】を ベースにして、髪質改善・ダメージ改善・くせ毛改善 を行っています

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